
「私とは遊びだってこと?」
「あァそうさ、遊びさァ、だがそいつぁ正真正銘本気の遊びサ。欲しい女が目の前に居りゃその女だけに本気になる」
「…勝手な理屈ね。つまり私の都合なんて…」
「だからサ、鬼なんだよ。欲しい時に奪い欲しい時に犯す。刺したきゃ刺したってかまわないんだぜ?」
「また力ずくで犯そうっていうのね…あの時のように」
「くくくっ、だがお前さんも満更でもなかったようじゃないか。終いにゃァ良い声でよがり啼いてた癖に」
「…好きにすればいい。でもあんたに魂までくれてやる気は無いわ」
「あァ良いねェゾクゾクするよ。やっぱり鼻っ柱の強い女を組み伏せるのは最高さ」
『ふん、ホント単純。ちょっと挑発してエサをちらつかせれば喰い付いて離さないんだもの
…まぁこっちだって放す気もないけどね…』
…みたいなのが私の中でけっこう強い勇パル。世間一般のとはずいぶん方向性違うなぁ。
でも、どうも地3面が江戸の街並みみたいなイメージなので、こういう互いに分かった上での遊びなんてのも
いいかなと思います。
…ここ数年ずっと描きたくて、でも良い終わらせ方がまとめきれずに考え続けていた秘封倶楽部の長い長い
シリアスもののお話を、一度すっぱりと切り捨ててみようと思います。
長く温めた分とても辛いのですが、ここはひとつ考え直してみるのが良いのではないかと。
幸いにも今の時点で一本、さほど長くないお話の構想があるので、夏はそちらに切り替えて、そういった間に
また良い考えが浮かべば良し。
いずれにせよ一歩下がって見直すことは重要かと考えてのことです。
いやはやお話を作るということは大変ですね。
とても楽しいけど。
- 2009/05/12(火) 22:16:47|
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