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柚月杜weblog

福井に行ってきました!

またしてもお久しぶりです…
一ヶ月どころじゃない放置でした。スミマセン。
でも、身の回りもようやく落ち着いてきたかな?

…というわけで、まずは久しぶりに釣りの話題。
昨年の9月に行ってとても楽しかったので、季節が良いこともあり、福井県へ遠征してきました!
今回も昨年同様にEGOIST Luresの大嶋さんのガイド(もちろん要予約。詳細は後ほど)をお願いし、
自然渓流はほぼ初めてである同行者の入門&レッスンを兼ねての釣行です。

5月31日(金)
会社のお休みをいただき、朝7時半過ぎの新幹線で東京発。
朝ごはんは崎陽軒のシウマイ弁当。
これ好きなんです。うまいよね。

米原で新幹線から特急に乗り継ぎ、福井に11時過ぎ到着。
ここでEGOIST Luresの大嶋さんと合流し、ガイドとレッスンをお願いする…前に、福井名物である
おろし蕎麦でお昼ごはん。
大根おろしの汁で割ったつゆに、牛蒡のかき揚げ(海老入り)
うまい!満足ー!
(夢中で食べちゃったので写真はなし)

…で、満足した後に移動した先は開けた流れ。
まずは同行者のキャスティングレッスンをするためにウェーダーも履かずに気軽に投げられる、
しかし大物ウグイが出るというポイント。
ここは個人的にも楽しみな場所でした。
実は私、大きいウグイって釣ったこと無かったのですよ。
40cm以上の大物も狙えると聞き、わくわくしつつウグイ釣り(とキャスティング練習)開始!
(条件によっては大物のヤマメも出るということなので、それも期待)
同行者のキャスティングを見つつも、狙い通り大きなウグイを釣って私もご満悦。
130531ウグイ
Leaf5の初尺上は丸々と太ったウグイさんでした!(笑
二匹くらい釣ってからはもったいないのでLeaf5を仕舞いこみ、スピナーでウグイ釣りを続行。
同行者のキャスティングも様になり、やはり大きなウグイを釣って活性アップ!(笑
…ヤマメ?居なかったよ…
130531蛇の鱗
草むらにいた蛇。
鱗が妙にメタリックでカッコイイ!!

この日は早めに釣りとレッスンを切り上げて、翌日に備えることに。
夕食は、噂に聞いていた福井名物の焼き鳥を食すべく、秋吉(というお店)へ!
実は焼き鳥も好物な私、とても楽しみにしておりました。
うまい!うまいよ!!
(こちらも写真はなし)
聞けばあちこちに支店も多く、東京でも食べられるということなので、今度行ってみようかな。

焼き鳥を堪能した後は明朝の集合時間などを確認し、福井駅近くの宿へ。
ここで私はラインの巻き替え。
出発前に同行者のものは新しくしましたが、自分のラインを巻き替える余裕がなかったため、
この日は何度か使用し、紫外線や水分で劣化したガサガサな使い古しラインでした。
これはいかんです。
今回は大丈夫でしたが、自分の怠慢で糸切れなどしたら…環境にも魚にもよくありません。
気をつけなくては…
当たり前ですが新しく巻き替えたラインはツヤツヤ!
いやが上にも期待は高まります。
そうしてこの日は就寝。

6月1日(土)
早朝に大嶋さんと合流し、まずは九頭竜川の中流域へ。
数日前の雨でやや増水し、その引くタイミングで釣りができればベストだったのですが、それは
約一日前(ちょうど我々が新幹線で移動しているくらいの時間帯)
しかしもし高活性のヤマメが残っていてくれれば…という期待のもと、しばらく釣りをしますが
ここは魚の反応なし。
続いてもう少し下流をピンポイントで見に行ってみますが、見るからに状況が良くなさそうな
雰囲気なのですぐにパス。
岩盤帯の流れに入ってみます。

かなりの水量と勢いで岩盤帯を流れる、いかにもな場所。
ここでは私が数匹のウグイを釣り、そして尺近いと思われるヤマメをバラし(!!)
当たった瞬間にドラグを鳴らしてダッシュし、そしてテンション抜け。
なんという不覚!!
一瞬見えた魚体は先の通りさほど大きくはなかったものの、初の本流ヤマメは悔しい失敗です…

その後に場所を大きく移動。
同行者の足運びとキャスティングに不安が無くなったため、いよいよ今度は山岳渓流へ。
わかりやすい箇所はさすがに渋い反応ですが、入れにくい場所に一発でキャストが決まれば
きちんと魚が反応する、ややテクニカルで楽しい渓です。
そんな中で同行者の放ったミノーが、低く垂れた枝でガードされた、奥まった位置のポイントに
スッと決まると、いいサイズのヤマメが食いました!
残念ながらこれは途中の岩に遮られる形でラインが跨ぎ(まだ竿の捌きで上手に方向誘導ができ
なかったため)バラし!(ラインとルアーは無事)
悔しい一匹ですが、しかし良いところにルアーを通せばきちんと魚は反応するという一部始終が
見て取れて、同行者のモチベーションも下がらず釣りを続行できました。

そして、少し進んだ先の、良い感じの落ち込みで待望の一匹!
130601ヤマメさん
大きさはともかく、きれいな肌のヤマメでした。

そしてここからの最後のポイントがこの日の核心。
先に進んで偵察してくださった大嶋さんから「めちゃめちゃ魚おるで!」と教わったエリアに
到達すると、そこはまさに入れ食い!
鰭の欠損から、放流されたばかりの成魚放流と思われるものもいましたが、しかし鰭も魚体も
ピンとした、美しい個体も同様に混じる不思議な場所。
…後日聞いた話では、やはりその数日前に漁協による成魚放流があったそうで、なるほどと
頷ける数と活性の高さでしたが、しかしネイティブ(あるいは稚魚放流もの)と思われる綺麗な
魚もものすごい高活性でほぼ同数混じる、楽しいひとときでした。
何しろ投げたルアーに、誇張なしにヤマメが群がってくる。
一度アタックし、途中でバレてもそのルアーに別のヤマメが襲いかかってくるくらい。
同行者曰く「管理釣り場より活性が高く、管理釣り場より数段魚のスピードがあって面白い!」
なかなかに良いサイズも出て、同行者も私も満足。
(その一部は大嶋さん撮影の、こちらの動画をどうぞ)

その後に山を下り、着替えてウェーダーとシューズを洗って撤収。

さて、お昼ごはんをすっ飛ばして遊んでいたため、遅いお昼はこれまた福井名物のソースカツ丼。
なんでも、今年はソースカツ丼がこの世に生まれて100周年とのこと。
日本中あちこちにソースカツ丼はあれど、元祖はこの福井の洋食屋の若旦那が考案したものだという
お話です。
これも前回食べ損ねていたので、ようやくありつくことができました!
入ったお店は、元祖と言われるヨーロッパ軒というお店(の支店)
地元の方々は「パ軒」と呼ぶのだとか。
うまい!うまいね!
おろし蕎麦や焼き鳥と同様に写真を撮り忘れて平らげてしまいました。
うむ。

そうして今回の二日間の釣りは終了。
楽しかった!!ありがとうございます!
夕方の特急で福井を離れ、今度は京都へ。
翌日には京都を歩いて、夜に新幹線で帰宅。
こちらは今回は割愛。


いろいろな制約があって、今回は夕方や朝のまずめ時は釣りをしていなかったのですが、本当に
楽しく過ごすことができました。
…そして今回の私は、自分でも驚くべきことにほとんど先頭で釣りをすることなく、ほぼ全エリアで
同行者に先行してもらっていました。
(旅行後に大嶋さんから送っていただいた写真を見てみると、本当にずっと同行者の後ろについていて
自分でも笑ってしまうくらい)
でも、今回の一番の目的は同行者に「楽しんでもらう」ことだったし、おそらくそれは達成できたの
ではないかなと思います。
130601渓をゆく


そしてあらためて。
今回案内と釣りのレクチャーをしてくださったのが、私が普段の渓流釣りでよく使っているルアーを
ハンドメイドで創っている、EGOIST Luresの大嶋さん。
今回のような、ゲストを迎えての楽しいガイド&レッスンも企画運営しており、福井県という、一般
には遠方にあたる地域ではありますが、とても楽しい釣りとテクニック、そしてそれだけではない
釣りの「見かた」のようなものも楽しく体験することができます。
ご興味ある方は、リンク先のRGSコーナーやブログをご覧ください。
今回は本当にありがとうございました!

…ちなみに、大嶋さんのブランドでも主力であるリーフ(Leaf)というルアー(標準は4cmサイズ)は、
近年渓流ミノーで主流となっている、いわゆるヒラ打ち系の中でもかなり突出したものではないかと
思います。
1306Leaf-roots-.jpg
短い全長に比して高い体高に、極端に薄いボディ、重量級流行の中ではさほど重くもない自重。
動かし方も一般的なヘビーシンキング系ヒラ打ちとはいっぷう変わったものです。
けっして万能ではないと思いますし、人によっては好き嫌いも激しいかと思いますが、ここ数年の私に
とってはとても「使って楽しい」ルアーです。
もしお財布に余裕があれば、一つ試してみるのも良いのではないでしょうか。
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  1. 2013/06/25(火) 22:27:37|
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